中→日通訳の最後のレッスン。
今回のレッスンは放送通訳の訓練ということで、以前使った教材と初見の教材を織り交ぜながら、自分で大体の読み上げ原稿を作って訳出しました。もうこなると逐次通訳というより、同時通訳に近くなります。以前使った教材は、内容が分かっているので、元音声を追いかけるのもそんなに苦しくはないけど、初見の教材になるとかなり大変。その上、その初見の教材がCCTVの新聞聨播だったもんだから、速いのなんのって…。
でもまぁ、こういうのは嫌いじゃないです。小難しい学術用語がたくさん出てくる講演会なんかよりは、よっぽど楽しんで訳出できます。
放送通訳に限ったことではないんだけど、通訳にとって、生き生きと話すことが何よりも重要というのが、中→日通訳担当の先生がよく言われること。聞く立場になるとよく分かります。ボソボソと陰気に話す通訳なんて、イヤですよね?そういうことです。だから、ボクはレッスンのときはできるだけテンション上げてます。まぁ、TPOが重要ですけどね。厳かな場面でのハイテンションな通訳なんて、迷惑以外の何者でもないわけで。
さて、中→日通訳は残すところラストの試験のみ。まぁ、平常点が良さそうだから、あんまり心配してないんだけどね。
テーマ : 中国語 ジャンル : 学問・文化・芸術